逆転有罪であらためて言論の自由問われる韓国
http://www.sankei.com/world/news/171027/wor1710270049-n1.html
【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題に関する韓国の著書「帝国の慰安婦」をめぐる控訴審で、ソウル高裁が1審の無罪判決を破棄し、罰金1千万ウォン(約100万円)の有罪判決を言い渡したことで、韓国の言論・研究の自由があらためて問われることになった。
韓國關於慰安婦問題的《帝國的慰安婦》一書判決結果,破棄首爾高等地方法院一審的無罪判決,改為罰金1千萬韓元(約1百萬日圓)的有罪判決,而不問韓國的言論・研究自由。
判決中,對於「意圖使前慰安婦們名譽毀損」,在重視這之前對於事實的誤認、誤解之上成立。
其中一個理由為,對於慰安婦是「性奴隸」的定義引用了1996年聯合國庫瑪拉斯瓦米報告書。該報告中,引用了以判定是謊言的「從朝鮮半島將女性強制連行」已故吉田清治的證詞等,並記述慰安婦作為「性奴隸」有「20萬人」,是根據在世界上傳開誤解而做成的書。
また、判決は日本軍の関与と強制性を認めた93年の河野官房長官談話も認めた上で出された。だが、朴裕河氏の著書は河野談話を否定せず、むしろ評価している。
另外,判決中承認了1993年河野官房長官談話對於日本軍與其強制性的內容,但朴裕河在書中不否定河野談話,而給予肯定的評價。
判決は一方で「表現の自由」にも配慮し、議論の萎縮を懸念。刑事処罰は望ましくなく、懲役3年の求刑を罰金刑にした根拠を説明してはいる。ただ、“配慮”があろうが、名誉毀損を認めた有罪判決からは、韓国で慰安婦は絶対的な存在で、誰も否定できないことがあらためて示された。
另一方面,判決也擔憂「言論自由」會因此限縮討論空間,故不期望以刑事處罰的形式,將求刑三年而改為易科罰金。但是從判定有罪的結果,是否真的有所「擔憂」?可以知道的是在韓國慰安婦是絕對的存在,任何人都不能否定。
裁判の争点は、著書の記述が虚偽か、元慰安婦の名誉を傷つけているか、著者に名誉毀損の意図があったかだが、もはや争点など度外視同然といってもいい。著書の中の引用部分であろうが、真摯(しんし)な研究論文であろうが、歴史認識という韓国固有の“常識”や国民情緒の前では否定されてしまうのだ。1審で言論の自由を示した韓国だが、再び国民感情という“法”が表現を自由にさせはしない国であることを示した。
判決結果其實無關乎書中內容的真偽、是否傷害到前慰安婦的名譽、作者是否意圖毀謗他人,這些爭論之初的內容。作者書中引用的部分、是否為真摯的研究論文,在歷史認識上對於韓國固有的「嘗試」和「國民的情緒」上遭到否定。一審判決結果展現出言論自由的韓國,再度以國民感情作為法律,而展現出是個不允許表現自由的國家。
一審判決在一月,是朴槿惠前總統職務停止,換成黃教安代理總統時進行的,這次二審逆轉有罪是在文在寅政權底下。韓國的司法判斷至今多少都還會因為政權而有所考量。最終的判決結果只能等待最高法院是否能夠保有司法中立,給予韓國言論自由。
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