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2017-06-15

2017.06.07 日本核能研究開發機構・大洗研究開發中心(茨城縣大洗町)輻射汙染事故(已停止更新)




站長的話:在這裡解釋一下到底發生了什麼事。

【背景】
這個研究中心已經沒有再做實驗了,但是還是要管理實驗藥品,這次的目的就是要清點含有鈾和鈽(會衰變,放出輻射)的實驗藥品(之前做完實驗之後的實驗廢棄物)。
這些廢棄物都被保存在特製的容器裡(一共有三層,最內層是一個聚乙烯罐,最外層是一個不鏽鋼金屬罐並蓋有六根釘子,兩個ㄧ罐之間用兩層乙烯基塑膠袋包著。很多家裡廚房用的透明塑膠袋就是乙烯基製成的,很容易破。),從26年前實驗做完、被密封起來之後就不曾開啟。
計畫上今年要清點完所有存放這種實驗廢棄物的量,這次事件發生就是在打開的第一罐。

【為什麼會爆炸】
鈾和鈽衰變會放出 alpha 射線,也就是氦的原子核,基本上它就會好好地被困在金屬罐裡出不來。雖然說是「氦的原子核」,但容器裡面一定會有電子,兩者結合起來就會變成無毒無害的氦氣。
這段時間內這些特定容器裡面就這樣有著一定濃度的氦氣,不打開還沒事(反正他就是被困在容器裡出不來),一打開第一層金屬罐
這時候要先講一下應該有氦氣從最內層的金屬罐跑出來,但還有塑膠袋啊、最外層還用釘子釘起來的金屬罐,所以沒事。
一打開第一層金屬罐不得了
裡面的氦氣壓力大於大氣壓力,塑膠袋承受不住氣壓差就這麼爆開來了
隨著最內部容器裡面比較輕、呈現粉末狀的廢棄物一起噴了出來
事故就發生了。

【問題出在哪裡】
當時選用乙烯基塑膠袋就是個錯誤的決定。
因為一點用也沒有→完全不懂為什麼要用塑膠袋,還是乙烯基(超不堅固)的塑膠袋裝
這次在作業員的操作流程上並沒有失誤
但是記者會上說「沒有料想到塑膠袋會破」是一件很不負責任的事情,乙烯基塑膠袋徒手也有機會扯到變形或者破掉啊。
目前的我無法想像當時的人究竟用這個袋子是想要密封、阻擋住什麼。

【今後的重點】
1.我覺得這個盤點計畫該終止了,不然怎麼開罐怎麼爆開。如果只是為了要盤點內部情況,還要特別用一堆程序在一個完全密封的環境進行的話,一點意義也沒有。
2.這兩個禮拜是看現在這個「chelate劑」能不能發揮最大功效,盡可能的排出留在體內的鈽(要全部排出是很困難的,目前他們的狀況就是體內有一個會不斷進行「放射醫療」的療程



堀潤:「核能研究開發機構的記者會,發表了該機構與相關企業的職員共五人,四肢接觸到幅射性物質的汙染,其中有三人在鼻腔內測得輻射性物質。目前這三名同仁已戴上附有濾器功能的專用口罩,之後會在配備全身的輻射線量計數器(full body counter)。該機構的核燃料為鈽和鈾的化合物,在金屬容器的蓋子外以乙烯基包覆的核燃料破裂」


《朝日新聞デジタル》放射性物質拡散、体に付着か 研究施設で容器の点検中

Retrieved from http://www.asahi.com/articles/ASK665WRSK66ULBJ00P.html
2017年6月6日18時21分
写真・図版
日本原子力研究開発機構・大洗研究開発センターの燃料研究棟=6日午後6時38分、茨城県大洗町、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影

 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で6日午前11時ごろ、燃料研究棟と呼ばれる施設で、ウランやプルトニウムが保管された容器を点検していた作業員5人が放射性物質に汚染される事故があった。5人は体に付着した物質を除染する処置を受けた。原子力機構が被曝(ひばく)量などを調べている。建物の外への放射能漏れはなかったという。
日本核能研究開發機構的大洗研究開發中心(茨城縣大洗町)於六號早上十一點左右,在被稱作「燃料研究棟」的建築物中,負責定期檢查存放鈾和鈽容器的五名作業員,發生輻射汙染事故。目前已經將五人附著在身體外的物質進行除去輻射汙染的措施,核能研究機構目前正在調查五名作業員被照射到的輻射劑量值。目前表示並沒有輻射線洩漏至建築物之外。

作業員5人が放射能汚染 茨城・原子力研究開発機構

原子力規制委員会に入った情報によると、放射性物質が飛び散らないように覆っていたビニールが容器の点検中に破れ、粉末状の放射性物質が飛び散った可能性があるという。作業員は、半面マスクと防護服を身につけていた。
根據核能規制委員會的消息,有可能是因為為防止輻射性物質外洩而包覆的乙烯基材質,在容器檢查的過程中破裂,導致粉末狀的輻射性物質飛散。作業員當時身穿遮覆半臉的口罩與防護衣。


《日本テレビ系(NNN)》原子力研究施設 放射性物質が作業員に付着

 6/6(火) 19:17配信 連結內有影片
Retrieved from https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170606-00000078-nnn-soci

 6日午前、茨城県大洗町にある核燃料の研究施設でウランなどの核燃料の粉末が容器から漏れて作業員に付着した。現在、作業員が被ばくしていないか調べている。
六號早上,位於茨城縣大洗町的核燃料研究機構中,發生含有鈾等核燃料粉末從容器中外漏,附著於作業員身上。現在正在調查作業員是否有被輻射線照射到的可能性。

 JAEA(=日本原子力研究開発機構)によると、6日午前11時すぎ、茨城県の大洗研究開発センターにある核燃料の研究施設で核燃料の粉末が金属製の容器から漏れて室内に飛散し、現場にいた5人の作業員の衣服などに付着した。
根據JAEA(日本核能研究開發機構),六號早上十一點多,位於茨城縣的大洗研究開發中心的核燃料研究機構中,核燃料粉末從金屬製的容器中逸散到室內,附著於現場五名作業員的衣服上。

 このうち3人の鼻の穴からは24ベクレルと人体に影響のないレベルの微量の放射性物質が検出されたという。現在、作業員が被ばくしていないか調べている。
當中的三人從鼻孔測得24貝克(Bq,每秒衰變的原子數)對於人體沒有影響力的微量輻射性物質,現在正在調查作業員是否有被輻射線照射到的可能性。

 また環境への影響はないという。
並說明該事件目前對於環境並沒有影響。

《朝日新聞デジタル》茨城・大洗の原子力機構の施設で作業員5人が被曝

2017年6月7日06時50分
Retrieved from http://www.asahi.com/articles/ASK672RL5K67UBQU005.html?iref=pc_extlink

【動画】作業員5人が放射能汚染 茨城・原子力研究開発機構=佐藤仁彦撮影

 6日午前11時15分ごろ、茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで、作業員5人がウランとプルトニウムが入った保管容器を点検していたところ、放射性物質が漏れて被曝(ひばく)した。このうち3人は、プルトニウムによるとみられる最大24ベクレル(アルファ線)の汚染が鼻腔(びくう)内に確認された。体調不良を訴える作業員はいないが、原子力機構は体内に入った放射性物質から被曝する内部被曝の有無を調べている。放射性物質の外部への影響はなかったという。
六號早上十一點十五分左右,在茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構大喜研究開發中心,有五名作業員在定期檢查存放鈾和鈽的容器時,被外漏的輻射性物質汙染。當中的三人,在鼻腔中測得鈽的衰變量最大24貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的alpha射線輻射汙染。雖然沒有作業員表示身體不適,核能機構正在調查進到體內的輻射性物質是否造成體內也受到輻射汙染,目前核能機構表示輻射性物質對於體外不會有影響。

 原子力機構によると、事故があったのは高速炉の新型燃料などを研究開発していた燃料研究棟の分析室。実験が終わった核燃料は容器に入れ、それをビニールで二重に包んだ後、さらに直径10センチほどの円筒形の金属容器に入れていた。保管状況を調べるため金属容器のフタを開けたところ、ビニールが破れて放射性物質が飛散した。圧力の変化が影響したとみられるという。
根據核能研究機構的說法,發生事故的地點是進行高速原子爐的新型燃料等研究開發的燃料研究棟分析室。將實驗過後的核燃料置入容器中,外部在以乙烯基材質進行二層包覆,最後在放進直徑十公分的圓筒狀金屬容器。這次為了要檢查存放情況,將最外層的金屬容器蓋子打開時,因為乙烯基塑膠破洞,使得輻射性物質飛散,核能研究機構說可以由此現象看出是受到壓力變化的影響。

 5人の防護服や手袋が汚染された。5人はいずれも口や鼻をマスクで覆っていたが、3人の鼻腔内からは汚染が確認された。原子力機構は「健康に影響が出るほどではないと考えている」としている。
五名作業員的防護衣和手套等都受到輻射汙染,雖然口罩遮住了口鼻,但當中有三名作業員的鼻腔內測得已受到輻射汙染。核能機構表示:「現階段認為應該對於健康方面不會產生影響」。

 原子力規制委員会は、地元の保安検査官が立ち入り検査し、現場を確認した。原子力機構は今後、5人が内部被曝をしていないか数週間かけて調べるという。
核能規制委員會表示,已經有當地的保安檢察官到現場入內進行調查,也表示核能機構今後需要花費數周的時間調查該五名作業員體內是否也有發生輻射汙染的情況。

 原子力機構については、規制委から高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)を「安全に運転する資質がない」と指摘されたほか、東海再処理施設(茨城県東海村)でも放射性廃棄物のずさんな管理が明らかになっている。
至於核能機構,核能規制委員會向快滋生反應爐(breeder)「文殊」(福井縣)提出「沒有得已安全運轉的資質」的質疑,東海再處理設施(茨城縣東海村)也沒有透明公開關於輻射性廢棄物的管理。

 大洗研究開発センター 茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の研究施設。約1200人が働いている。高速増殖実験炉「常陽」や、原発の材料や核燃料の耐久性などを調べる材料試験炉(JMTR)があり、いずれも運転停止中。燃料研究棟は1974年に完成。主にプルトニウムを使って高速増殖炉用の新型燃料の研究開発をしていた。
大洗研究開發中心 是日本核能研究開發機構位於茨城縣大洗町的研究機構,約1200人在此工作。擁有快滋生反應爐(breeder)「常陽」、進行核電廠的材料或核燃料的耐久性調查的材料試驗爐(JMTR)等設施,目前皆停止運轉中。燃料研究棟於1974年完成,主要進行以鈽為原料的快滋生反應爐(breeder)用新型燃料的研究開發。

【茨城県内の主な被曝(ひばく)事故】茨城縣內主要的輻射汙染事故


1997年3月 動力炉・核燃料開発事業団(現・日本原子力研究開発機構)の再処理工場で出火、爆発。作業員37人が被曝。
1997年3月 動力爐・核燃料開發事業團(現為「日本核能研究開發機構」)的再處理工廠燃火爆發,共有37名作業員受到輻射汙染。
1999年9月 ウラン加工施設「JCO」東海事業所で臨界事故。作業員2人が死亡。住民660人以上が被曝。
1999年9月 鈾加工設施「JCO」東海事業所發生臨界事故,有兩名作業員死亡,600名以上住戶受到輻射汙染
2011年2月 三菱原子燃料の工場で、ウラン粉末が漏れ作業員4人が被曝。
2011年2月 三菱核燃料的工廠中,鈾粉末外洩有四名作業員受到輻射汙染
2013年5月 日本原子力研究開発機構などの実験施設「J-PARC」で研究者ら34人が被曝。屋外にも放射性物質が漏れた。
2013年5月 日本核能研究開發機構等的實驗設施「J-PARC」中共34名研究員受到輻射汙染,輻射物質也有外洩出建築物外。



《朝日新聞デジタル》作業員1人肺から2万2千ベクレル 国内最悪の内部被曝

2017年6月7日12時43分
Rrtrieved from http://www.asahi.com/articles/ASK67424PK67ULBJ006.html?iref=comtop_8_01
写真・図版
日本原子力研究開発機構・大洗研究開発センターの燃料研究棟=6日午後6時40分、茨城県大洗町、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影

 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで、ウランとプルトニウムが入った保管容器から放射性物質が漏れて作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は7日、このうちの1人で50代の男性職員の肺から、2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたと発表した。暫定で1年間に1・2シーベルト、50年で12シーベルトの内部被曝をする値で、過去にこれほどの内部被曝をした例は、国内ではないという。原子力機構は「急性の放射線障害が出るほどではない」としている。
茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構大洗研究開發中心發生鈾與鈽的貯存容器中發生輻射性物質外洩、導致五名作業員受到輻射汙染的事故,該核能機構於七號發表當中有一名五十多歲的男性職員的肺部檢測出2萬2千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽,推算一年內體內會受到 1.2 西弗(Sv)、五十年共 12 西弗(Sv)的輻射值(註:原子每年衰變輻射量成對數遞減),以體內照射輻射的劑量來說,這樣的數值是目前為止國內不曾有過的例子。核能機構表示:「不會引發急性輻射相關疾病」

 原子力機構によると、残る4人からはプルトニウムは検出されなかったが、この男性を含む3人から最大220ベクレルのアメリシウムも検出された。5人は体内に入った放射性物質の排出を促す薬剤を注射する処置を受け、7日午前に千葉県の放射線医学総合研究所に搬送された。
根據核能機構,另外四人(體內)雖然沒有檢測出鈽,但包含該名男性共有三人測得最大220貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鋂(Am)。五人注射了可以促進代謝出體內的輻射性物質的藥劑,七號中午前已經送往位於千葉縣的放射線醫學綜合研究所。

 事故が起きたのは、高速炉の新型燃料などを研究開発していた燃料研究棟の分析室。保管状況を調べるため金属容器のフタを開けたところ、中のビニールが破れて放射性物質が飛散した。5人はいずれも口や鼻をマスクで覆っていたが、3人の鼻腔(びくう)内から最大で24ベクレルの放射性物質が確認されていた。
發生事故的地點是進行高速爐的新型燃料等研究開發的燃料研究棟分析室。為了要檢查貯存情況,在打開金屬容器的蓋子時,當中的乙烯基破裂使得輻射性物質逸散出。當時五人雖然有得已遮蓋口鼻的口罩,但有三人於鼻腔中測得最大24貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的放射性物質。

 原子力機構によると、この作業でビニールが破れることを想定していなかったため、作業は密封した状態ではなく、一部が開いた作業用の箱の中で行っていた。
根據核能機構,原先並沒有預料到該作業會導致乙烯基會破裂,所以作業進行中不是在密封狀態,而是部分打開的作業箱中進行。

 原子力規制委員会の伴信彦委員は7日の定例会で「2万2千ベクレルの検出は半端な状況ではない。命に関わることはないだろうが、軽微なものではない。作業の状況が適切だったか確認する必要がある」と問題視した。
核能規制委員會的伴信彥委員於七號的例行會議上,表示自己對於問題的看法:「檢測出2萬2千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)是很明確的。雖然不至於致死,卻也不是輕微的小事。需要去確認作業上是否合適」

     ◇

 被曝医療に詳しい、国際医療福祉大クリニックの鈴木元院長は「2万2千ベクレルは量としては多い。肺に入ったプルトニウムは、1週間から10日かけて化学薬品を霧状にして吸入させたり、点滴したりして排出させる。その後、体内に残っている量を調べて健康への影響のリスクを判断しなければならない」と話す。
了解被輻射劑量照射的放射醫學(註:不是因為醫療行為上而照射輻射線)的國際醫療福祉大診所鈴木前院長說:「2萬2千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)以量來說很多。進入到肺部的鈽,需要花上一週到十天左右的時間吸霧狀化學藥劑、打點滴來排出。在那之後,也需要調查體內剩餘的劑量,才能判斷其對健康影響的風險」。

     ◇

 〈立命館大の安斉育郎名誉教授(放射線防護学)の話〉 2万2千ベクレルはびっくりするほど高い値ではないが、プルトニウムが発するアルファ線はベータ線やガンマ線より生物学的に危険度が高い。アルファ線が通った周囲の細胞は破壊され、局所的な被曝(ひばく)を与える恐れがある。細胞への影響をみるために、肺の中のどこにどのように分布しているか、濃度や粒子の大きさはどのくらいなのかといったことを詳しく調べ、リスク評価を急ぐ必要がある。
 〈來自立命館大學安齊育郎名譽教授《放射線防護學》的話〉  2萬2千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)雖然不是會令人吃驚的高數值,但鈽衰變時放出的 alpha 射線、beta 射線或 gamma 射線在生物學上有很高的危險性。被 alpha 射線照射到後會破壞周圍細胞,也有可能會引發局部組織被輻射線照射到。為了要調查對於細胞的影響,在風險評估上有急迫性,需要確認(鈽)位於肺部的何處、如何分布、濃度與粒子的大小等進行詳細的調查。


《 読売新聞》3作業員内部被曝、健康被害の恐れ…原子力機構

Retrieved from http://www.yomiuri.co.jp/national/20170607-OYT1T50076.html
6/7(水) 13:36配信

記者会見する日本原子力研究開発機構(7日午後0時37分、文科省で)=佐々木紀明撮影
記者会見する日本原子力研究開発機構(7日午後0時37分、文科省で)=佐々木紀明撮影

 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで6日、作業員5人の鼻や手袋などにウランとプルトニウムを含む粉末が付着した事故で、原子力機構は7日、少なくとも3人が内部被曝(ひばく)し、50歳代の男性職員の肺から2万2000ベクレルのプルトニウムなど放射性物質が確認されたと発表した。
茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構六號,發生五名作業員受到含有鈾和鈽的粉末附著於鼻與手套等的事故。核能機構於七號發表,當中至少有三名作業員體內受到幅射線照射,有名五十多歲的男職員於肺中檢測出含有2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽等輻射性物質。

 この職員は放射性物質入りの容器を開けた際、鼻からプルトニウムなどの粉末を吸い込んだとみられる。同機構によると、これらが体内にとどまった場合、最初の1年間で1・2シーベルト(1200ミリ・シーベルト)、今後50年の合計で12シーベルト(1万2000ミリ・シーベルト)の内部被曝が懸念されるという。
該職員開啟裝有輻射性物質的容器時,從鼻吸入含有鈽的粉末。根據同機構的表示,於體內的輻射性物質有可能於最一開始的一年內輻射出 1.2 西弗(Sv)(相當於1200毫西弗),今後五十年內共計有 12 西弗(Sv)(相當於1萬2000毫西弗)的體內照射到輻射的可能性。

 現時点では5人の中に体調不良を訴えた人はいないが、5人は体内からの放射性物質の排せつを促進する薬剤の投与を受け、7日午前、放射線医学総合研究所(千葉市)に搬送された。原子力機構は「健康への影響が出る可能性がある」としている。
現在該五名作業員當中並沒有人表示身體不是,但五人接受促進代謝掉體內輻射性物質的投藥,七號中午已送至輻射線醫學綜合研究所(千葉市)。核能機構表示:「有可能會對於健康上產生影響」



  2016.06.08 updated  

《毎日新聞》2.2万ベクレル 保管26年、ガス発生か 点検最初の袋破裂

毎日新聞2017年6月8日 11時06分(最終更新 6月8日 12時29分)
Retrieved from https://mainichi.jp/articles/20170608/ddm/002/040/061000c


 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で発生した被ばく事故。核燃料物質を点検していた作業員5人のうち、1人の肺からは過去に例のない2万2000ベクレルのプルトニウム239が検出され、がんなど健康への影響が懸念される。原子力機構を巡っては安全管理体制の不備が指摘されており、当時の作業が適切に実施されていたのかなどの解明が今後の焦点になる。
日本核能研究開發機構的大洗研究開發中心(茨城縣大洗町)發生了被輻射線量照射的(註:不是因為天然背景輻射而照射到輻射線)事故。進行核燃料物質點檢的五名作業員當中有一名,在肺部檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽239,是過去未曾有過的數值,有影發癌症等健康方面影響的可能性。核能機構巡視後指出其在安全管理體制上不夠完備,今後的焦點在於查明當時在作業上是否有適切地進行。





















































原子力機構によると、今回の事故は、最も被ばく量の多い50代男性が点検のため、ボルト留めされた金属製容器のふたを開封したところ、中のビニール袋が破裂して、ウランとプルトニウムを含む粉末が飛散した。他に男性2人がそばで点検の補助をしていた。
根據核能機構的說法,這次的事故中被照射到最高劑量的五十多歲男性,為了定期點檢,在蓋子上打開釘有釘子的金屬製容器時,當中的PVC袋破裂,使得含有鈾和鈽的粉末飛散而出。當時其身邊還有兩名男性協助點檢的進行。

 この粉末は、敷地内にある高速実験炉「常陽」(1977年に初臨界)で実験する燃料の試料を作った際に出たくずで、約300グラムあった。粉末はまずポリエチレン製の容器に入れられ、二重のビニール袋で密閉したうえで、金属製容器に入れて91年から26年間保管していた。開封した記録は確認できないという。
這個粉末是園區內的快滋生反應實驗爐(breeder)「常陽」(於1977年首次臨界)實驗用的燃料,實驗結束後共有300公克的使用過藥品。這些粉末首先被置入聚乙烯製的容器中,再用兩層的乙烯基袋子密封起來,最後在放置到金屬製容器中。自1991年起共26年間保存至今,不曾被開封過。

 今回の点検は、原子力機構の別の施設で原子力規制委員会から核燃料物質の不適切な管理を指摘されたのを受けて、実施していた。同機構は今回と同様にウランとプルトニウムを含む粉末を保管した金属製容器計21個を点検する計画で、事故が起きたのは最初の1個の点検中だった。
這次的點檢是因為核能機構其他地方的設施中被核能規制委員會指出在核燃料物質的管理上不適當,而實施的點檢。該機構含這次原定計畫要進行存放含有鈾和鈽的粉末的金屬製容器共21個,發生事故的是計畫中第一個進行檢查的金屬製容器。

 なぜビニール袋が破裂したのか。出光一哉・九州大教授(核燃料工学)は「ウランやプルトニウムなどは時間がたつと原子核が崩壊し、ヘリウムの原子核(アルファ線)が飛び出す。長期間保管してヘリウムガスがたまり、容器の内圧が高まって破裂した可能性はある」と指摘する。
為什麼乙烯基袋會破裂呢?出光一哉・九州大學教授(核燃料工學)指出:「鈾或鈽等經過一段時間後原子核會逐漸衰變,就會釋放出氦的原子核(也就是 alpha 射線)。有可能是因為氦氣長時間累積在容器中,使得內部壓力過高而導致破裂」

 原子力機構の関係者もこの可能性を認め「破損の可能性があるポリエチレン製容器を長期保管で使うのはよくなかったかもしれない」と明かした。
核能機構的相關人士也承認其可能性:「會導致破損有可能是因為聚乙烯製的容器才長時間存放藥品的使用上不好也說不定」

 茨城県と大洗町などは7日、原子力安全協定に基づき、大洗研究開発センターの立ち入り調査に入った。17人が事故のあった分析室の内部をモニターで確認したほか、排気に含まれる放射性物質の濃度を調べたという。県原子力安全対策課の近藤雅明・原子力安全調整官は「被害の拡大は無いことは確認した」と話した。水戸労働基準監督署や県警も事故原因や作業が適切だったかを調査している。【岡田英、山下智恵、加藤栄】
茨城縣與大洗町等於七號依據《核能安全協定》,已經進到大洗研究開發中心進行調查,有17人透過螢幕進行發生事故的分析室內部確認,與調查涵蓋排氣設施中的輻射性物質濃度。縣核能安全對策課的近藤雅明・原子力安全調整官說:「已確認不會再擴大被害範圍、人數」。水戸勞動基準監督署與縣警也正在調查事故發生的原因與作業上是否合宜。

体外排出まで影響 一直到輻射性物質排出體外前的影響

「被ばくした作業員の発がんリスクが今後上がるのは明白。影響を見る必要がある」。量子科学技術研究開発機構の明石真言(まこと)執行役は7日、作業員が搬送された放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)での記者会見で述べた。
量子科學技術研究開發機構的明石真言執行役七號在作業員送往的放射線醫學綜合研究所(放醫研、千葉市)的記者會上說到:「知道被輻射性物質照射到的作業員日後引發癌症的可能性會提升,有必要確認其影響」

 今回の事故は、鼻や口などから放射性物質を体内に取り込んだ内部被ばくのケースで、外部被ばくによるJCO臨界事故(1999年)とは異なる。JCO事故では、作業員2人が6~20シーベルトの外部被ばくをして死亡したが、これは一瞬で大量に被ばくしたため急性症状が出た。内部被ばくは体内にとどまった放射性物質が放射線を出し続けるため、体外に排出されるか、放射線が弱くなるまで人体に影響を及ぼし続ける。
這次的事故是經由口鼻將輻射性物質吸入體內的「內部被曝」(在人體內有輻射性物質,被輻射線照射)的例子,和以前「外部被曝」(在人體外照射到輻射線)的JCO臨界事故(1999年)不同。JCO事故是兩名作業員在體外照射到6~200西弗(Sv)而死亡,這是因為在一瞬間被照射到大量的輻射線而引發的急性症狀。「內部被曝」是在體內的輻射性物質持續釋放出輻射線,將其(體內的輻射性物質)排出體外,就能削弱輻射線對於人體的影響,但在這之前會持續對人體有影響。

 今回、放射性物質を最も多く取り込んだ50代男性の肺からは、2万2000ベクレルのプルトニウム239(半減期2万4100年)と、220ベクレルのアメリシウム241(同432年)が検出された。これらは、放射線の中でも人体への影響が大きいアルファ線を出すため、肺が受ける被ばく線量は大きい。暫定評価では、被ばく線量は今後50年間で12シーベルト、1年間で1・2シーベルトと推定された。放射線業務従事者の法定許容限度は年50ミリシーベルト(1シーベルトの20分の1)だ。 放医研は5人の治療のため、放射性物質の体外への排出を促す「キレート剤」を点滴し、効果を見極める。JCO臨界事故の際、作業員の治療に当たった前川和彦・東京大名誉教授(救急医学)は「1、2週間のうちに、プルトニウムがどれぐらい排出されるか見極める必要がある」と話している。【酒造唯、阿部周一】
這次吸收到最多輻射性物質的五十歲男性的肺部檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽239(半衰期為2萬4100年)與220貝克(Bq)的鋂241(半衰期432年)。在衰變過程中釋放出來的放射線含有對人體影響大的 alpha 射線,可知肺部被照射到的輻射線量很大。目前推算被照射到的輻射線量在今後的五十年內共12西弗(Sv),一年內 1.2 西弗(Sv)。從事輻射相關業務的人士法定的每年最高劑量為50毫西弗(Sv)(也就是1西弗(Sv)的20分之一)。 放射線醫學綜合研究所為了五人的治療,打了可以促進輻射性物質代謝出體外的「chelate劑」點滴,實際效果還很難說。在JCO臨界事故發生時,負責治療作業員的前川和彥東京大學名譽教授(救急醫學)說:「在第一、二週內需要注意有多少量的鈽被排出」


《朝日新聞デジタル》ビニール突然破裂「想定外」 内部被曝招いたずさん管理

2017年6月8日05時01分
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 日本原子力研究開発機構が起こした国内最悪の内部被曝(ひばく)事故。これまで何度も問題になってきた、原子力機構による放射性物質のずさんな管理が再び繰り返された。作業員が吸ったプルトニウムは体内に長い間とどまり、がんのリスクを高めると指摘されている。
日本核能研究開發機構發生國內最糟的「內部被曝」(在人體內有輻射性物質,被輻射線照射)事故,截至今日已經發生多少次的問題,核能機構在輻射性物質的管理上不斷的發生。作業員吸入的鈽將在長時間在體內,引發癌症的風險也變得很高。

 被曝(ひばく)事故があったのは、26年前に封がされた保管容器の中身を確かめようとした時だった。
這次發生事故為了要確認26年前封存的保存容器內部狀況的時候。

 原子力機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)にある燃料研究棟。6日朝、作業にあたる職員5人が分析室に直径10センチほどのステンレス製の保管容器を持ち込み、分析用の作業台に載せた。保管容器の中には、プルトニウムとウランなどの酸化物が入ったポリ容器が、二重のビニール袋に包まれて入っていた。
核能機構的大洗研究開發中心(茨城縣大洗町)的燃料研究棟,在六號早上進行作業時共有五名職員在分析室內持著直徑十公分左右的不鏽鋼製保存容器,放到分析作業用的作業台上。在保管容器中內有裝有鈽和鈾等氧化物的聚合物容器,在其外面又用兩層乙烯基塑膠袋包著。

 午前11時15分ごろ、50代の男性職員が6本のボルトを緩めて保管容器のフタを開けると、突然、ビニール袋が破れ、中にあった放射性物質が飛び散った。この職員は2万2千ベクレルのプルトニウムを吸い込み、近くにいた3人の肺からも放射性物質が検出された。保管容器は1991年にフタを閉じた後は、一度も開けたことがなかったという。
在中午十一點十五分左右,50多歲的男職員將釘有六根釘子的保管容器緩緩打開時,突然,乙烯基塑膠袋破裂,內部的輻射性物質的逸散。這名職員吸入了2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽,附近的三人也在肺中檢測出輻射性物質。該保官容器於1991年蓋上蓋子之後,就不曾被打開。

 原子力機構は「この作業でビニールが破れるとは想定していなかった」と説明。作業マニュアルでも、この作業を密閉された特殊な箱の中ではなく、前面のガラスの一部が開いた状態の作業台で行う手順にしていた。
核能機構解釋:「這個作業並沒有預想到說乙烯基塑膠袋會破」,在作業程序書中寫的流程也並不是在完全密封的特製箱子裡,而是前面有部分玻璃是開啟狀態的樣子來進行。

 職員が付けていたマスクはフィルター付きで口と鼻を覆うタイプだった。どのような経路で吸い込んだかは不明だが、マスクと顔の間に隙間があったり、放射性物質がまだ浮遊しているのにマスクを外したりした可能性が考えられている。顔全体を覆うタイプのマスクを使っていれば、内部被曝は防げたかもしれない。
職員(當時)戴著的口罩是附有濾器、可以遮住口鼻的類型。到底是透過什麼樣的途徑吸入體內的還無確定,是在口罩和臉之間的縫隙呢,還是浮游在口罩外的輻射性物質還是能穿透口罩吸入的呢?或許除非是使用全罩式口罩才能防止「內部被曝」也說不定。

 原子力機構によると、現場となった燃料研究棟は74年に完成。その3年後からプルトニウムを使った試験が始まった。高速増殖原型炉「もんじゅ」の新型燃料などを研究開発していたが、役目を終え、13年度に廃止の方針が決まった。
根據核能研究機構,事發現場的燃料研究棟是1974年完工,三年後進行鈽的實驗。進行過快滋生反應爐(breeder)「文殊」的新型燃料等研究開發,在任務完成之後,於2013年決定廢止該研究機構

 施設を廃止した後、放射性物質を廃棄物として処理していくには、その種類や量、状態を確認する必要がある。そこで原子力機構は今年から、施設に大量にある保管容器の状況を確認する作業を進めていた。原子力機構は「作業の手順は計画通りで、作業員の装備にも問題はなかった」と説明する。
在機構廢止之後,仍要進行輻射性物質的廢棄物處理,必須要確認其種類、量與保存狀態。於是乎核能機構從今年起開始展開機構內大量的保管容器內部狀況的確認作業,核能機構表示:「作業的流程按照計畫中進行,作業員的裝備上並沒有問題」。

 ログイン前の続きだが、放射線防護が専門の伴信彦・原子力規制委員会委員は、7日の定例会で「プルトニウムは身体への影響が大きく、吸入しないようにするのが常識。破裂するようなものを扱う状況が適切だったか厳しく見ていく必要がある」と指摘。作業手順に問題がなかったか確認するよう規制委の職員に指示した。
放射線防護專門的伴信彥・原子力規制委員會委員在七號的例行會上指出:「鈽對人體的影響很大,不能吸入這是常識。有可能會破裂這種狀況在事前就需要慎重的評估」,向規制委員的職員們指示要再次確認在作業流程上是否有問題。

■「長期の健康観察必要」「有長期觀察其健康狀況的必要」

 被曝した5人は7日昼、量子科学技術研究開発機構の放射線医学総合研究所(千葉市)に搬送された。体の表面に残った放射性物質の除染を受け、所内の病院に入院した。放医研によると、今のところ被曝による体調悪化などの症状は出ていないが、精神的にも肉体的にも疲れた様子という。
被輻射線照到的五人,在七號中午已送往量子科學技術研究開發機構的放射線醫學綜合研究所(千葉縣),接受體表外殘存的輻射性物質除染,並進到所內的病院裡住院。根據放射線醫學綜合研究所,這次的事件並沒有引起身體惡化的現象,但可以看得出在精神層面與肉體的疲累狀況。

 原子力機構によると、最も多く被曝した50代の男性職員の肺から検出されたプルトニウムは2万2千ベクレル。暫定値で確定ではないが、全身の被曝線量で年1・2シーベルトの内部被曝に相当する。
根據核能機構,這次被照射到最多輻射線的50多歲男職員的肺部檢測出含有鈽2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)。雖然還沒有確定暫定數值,但估計在體內全身被照射到的輻射線量相當於每年1・2西弗(Sv)

 これまでの研究で、広島と長崎の原爆被爆者の調査から、全身被曝が100ミリシーベルト程度を超えるとがんのリスクが明らかに高まることがわかっている。年1・2シーベルトは10倍以上だ。
到目前為止的研究中,根據廣島和長崎被原子彈的輻射線照射到的「被爆者」調查中,全身被輻射線照射到100毫西弗的程度就有引發癌症的風險。每年1・2西弗(Sv)是該標準的十倍以上。

 同日夕にあった記者会見でこの数値について量研機構の明石真言執行役は「我々が知っている体内被曝レベルの中では高い方。今回の数字は初めて」と語った。
同天下午的記者會上,量子科學技術研究開發機構的明石真言執行役關於這個數值表示:「我們知道體內被輻射線照射到的程度很高,這次的數值是第一次」

 5人は6日夜から内部被曝の可能性が高いとして、「キレート剤」という薬の点滴を受けていた。血液中に入ったプルトニウムにくっつき、尿として排泄(はいせつ)されるのを促す作用がある。
五人在六號晚間因為「內部被曝」的可能性高,已經接受「chelate劑」藥劑的點滴,有促進血液中的鈽透過尿排泄出體外的作用。

 吸い込んだプルトニウムは血液中に溶け込んだり、肺に付着したりして体内に残り、放射線を出し続ける。体外に出すことでがんのリスクを減らすことが期待されるが、体内に取り込んだ放射性物質をキレート剤でゼロにできたという報告はないという。また、血液に溶けず、肺に完全に付着したプルトニウムを取り除くのは難しいとされる。
吸入的鈽可以溶於血液之中,附著在肺部殘存在體內,持續釋放出輻射線。雖然期待「chelate劑」可以使輻射性物質排出體外來減緩癌症發病的風險,但目前並沒有「chelate劑」可以使體內所有的輻射性物質能全數排出體外的報告。另外,不容於血液的鈽會附著在肺部,難以將附著在肺部的鈽全數除去。

 5人は10日まで、1日1回のペースでキレート剤の点滴を受ける。今後は尿や便に含まれる放射性物質を測定し、実際の被曝線量をより精密に推定したうえで治療方針を決めていく。
五人到十號之前,每天一次要接受「chelate劑」的點滴。今後在包含尿液和糞便的輻射性物質和量進行檢測,比起實際被照射照的輻射線量還要更精密的去推算是目前的治療方針。

 明石執行役は「何年、何十年とかなり長期にわたって、健康状態を見続けていく必要がある」と語った。
明石執行役說:「數年、數十年長期的追蹤健康狀態是必要的」

 放射線生物学が専門の細井義夫・東北大教授によると、プルトニウムの吸入事故は海外でも起きており、できるだけ早期にキレート剤などでの治療を始めることが必要とされる。「このような事故が日本で起きたのは初めてで、大変な驚き。将来の肺がんや肝臓がん、骨肉腫などのリスクが高まることが心配だ」と語った。
根據放射線生物學專門的細井義夫・東北大學教授,海外也有發生過人體吸入鈽的事故,可以的話就要盡快進行「chelate劑」等的治療,「這樣的事故在日本是首次發生,真的是很驚訝。擔心將來引發肺癌、肝臟癌、骨肉瘤等的風險會變得很高」

     ◇

 〈プルトニウムによる内部被曝(ひばく)〉放射線被曝には、今回のように口や鼻から放射性物質を吸い込み体内で放射線を受ける「内部被曝」と、体の外から放射線を浴びる「外部被曝」がある。
【鈽引發的「內部被曝」】 被輻射線照到的情況分為:像這次事件經由口鼻等將輻射性物質吸入體內,在體內承受輻射線的「內部被曝」,以及在體外照射到輻射線的「外部被曝」

 プルトニウムは「アルファ線」という種類の放射線を出す。アルファ線は強いエネルギーを持つが、物質を通り抜ける力は弱い。外部被曝なら衣服などの表面で止まり、影響はほとんどない。だが、内部被曝すると、臓器や組織の細胞へのダメージが心配される。
鈽會放射出「alpha 射線」的輻射,「alpha 射線」含有高能量,但穿透物質的能力很弱。如果是「外部被曝」的情況下,透過衣服就能在表面阻擋,對於人體沒有太多危害;但是,在「內部被曝」的情況下,就有破壞臟器、組織細胞的可能。

 また、プルトニウムは消化器からは吸収されにくいが、肺から体内に入ると血液などに溶けこみ、骨や肝臓にたまる。ただちに健康影響がみられなくても、将来がんになる可能性もある。
另外,鈽不容易被消化器官給吸收,會透過肺部進到人體內,溶解在血液或停留在骨頭、肝臟內。雖然不會立即對於健康方面產生影響,但將來有可能會引發癌症。

 今回、最も被曝した男性から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出され、暫定で50年間に12シーベルト内部被曝すると推定される。「ベクレル」とは、放射性物質の放射線を出す能力の強さを表す単位で、「シーベルト」は、放射線が人体にどれくらい影響があるかを示す単位だ。シーベルトはベクレルの数値に、放射性物質の種類ごとに決まっている係数をかけて算出する。
這次被輻射線照射到最多劑量的男性被檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽,暫定在五十年內會在體內承受12西弗(Sv)的輻射量。「貝克」是輻射性物質釋放出輻射線能力的強度單位,而「西弗」是輻射線對於人體能產生多少影響的表示單位。「西弗」是從「貝克」的數值,根據輻射性物質的種類呈以係數而推得的數值。



 2017.06.09 updated 


《朝日新聞デジタル》被曝の5人、汚染室内に3時間待機 原子力機構の事故

6/9(金) 5:02配信
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作業員が装着していたものと同型の半面マスク。フィルター付きで口と鼻を覆うタイプだった(日本原子力研究開発機構提供)
和作業員穿戴的同款半罩式口罩,是附有濾器可遮住口鼻的類型。(日本核能研究開發機構提供)

 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、室内に飛散したプルトニウムなどの放射性物質を室外に出さないための処置をする間、5人は室内で3時間にわたって待機していたことが分かった。その間に体内に放射性物質が入り、最も多い人で肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されるという、国内最悪の内部被曝につながった可能性がある。
茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構大喜研究開發中心發生五名作業員被輻射線照射到的事故(註:不是因為天然背景輻射而照射到輻射線),為了避免飛散於室內的鈽等輻射性物質不會逸散到到室外,五名作業員被困在該作業室等待救援達三小時。輻射性物質在這段時間內進到體內,吸入最多輻射性物質的作業員在肺部檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽,有可能是日本國內最嚴重的「內部被曝」(在人體內有輻射性物質,被輻射線照射)的案例。

 放射性物質が飛散した事故は6日午前11時15分ごろに、燃料研究棟の分析室で発生した。放射性物質が入ったポリ容器は二重のビニール袋に包まれ、ステンレス製の保管容器に入っていた。
輻射性物質逸散的事故發生於六號上午十一點十五分左右,於燃料研究棟的分析室。裝有輻射性物質的聚合物容器被兩層乙烯基塑膠袋包好,最後置於不銹鋼製的保管容器中。

 原子力規制委員会や原子力機構によると、事故当時、保管容器の内部の状況を確認するため、50代の男性職員がフタを留める6本のボルトを緩めていた。4本目を外したところでビニール袋が膨らんで、フタが浮き上がってきたという。職員はフタを押さえつけながら残りの2本を外してフタを取ったところ、ビニール袋が破裂した。ビニール袋内に何らかの原因でガスがたまり、内圧が高まっていた可能性がある。
根據核能規制委員會與核能機構,事故發生當下為了要確認保管容器內部的狀況,五十多歲的男性職員將釘有六根釘子的蓋子鬆開,取下第四根釘子時發現乙烯基塑膠袋膨脹,使得蓋子逐漸浮起。該名職員按住蓋子繼續將剩餘的兩根釘子鬆開時,乙烯基塑膠袋就破了。有可能是乙烯基塑膠袋因為一些原因而在內部累積氣體,使得內部氣壓較高的緣故。

 破裂の瞬間、職員は「脇腹からおなかにかけて風圧を感じた」と話したという。規制委の幹部は「結果論だが、フタに違和感があったところで作業を止めておけば破裂しなかった可能性がある」と話した。
職員表示在破裂的瞬間:「從腰部到肚子能感受到一股風的壓力」;規制委員會的幹部表示:「就結果論來說,發現蓋子有點異狀就停止作業的話,應該就能避免其破裂。」

因為室內受到輻射性物質的汙染,如果就這麼離開室內的就會使得輻射性物質逸散到室外,所以五名作業員向室外的職員請求協助。
核能機構為了要能夠在(分析)室外設置一個得以調查(作業員)身體的受輻射汙染情況並進行除去輻射汙染的作業攻堅,等到完成這個作業區時已經是下午兩點半左右了,亦即五名作業員約在飛散著輻射性物質的室內等待了三個小時。雖然帶著附有濾器功能得以遮住口鼻的口罩,長時間等待的期間有可能從口罩和臉之間的空隙將鈽等物質吸入體內。


 2017/06/10 updated 



《毎日新聞》茨城被ばく 過大評価か 肺測定でプルトニウム検出されず

2017年6月9日 20時57分(最終更新 6月9日 23時28分)
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職員ら男性5人が被ばくした日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター燃料研究棟=茨城県大洗町で2017年6月7日、本社ヘリから西本勝撮影
 日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県)の被ばく事故で、原子力機構は9日、放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)で被ばくした作業員5人の肺の放射性物質を再測定した結果、プルトニウムが検出されなかったと発表した。体の表面に付着した放射性物質を誤検出し、内部被ばく量を大幅に過大評価していた可能性があるという。
日本核能研究開發機構大洗研究開發中心(茨城縣)的事故中,核能機構九號在放射線醫學綜合研究所(放醫研、千葉市)發表當時被輻射線照到的五名作業員,再度進行肺部輻射性物質的檢測結果為「並沒有檢測出鈽」。有可能是因為當時不小心檢測到附著在體表上的附射性物質,而過大推算了「內部被曝」的輻射含量。

 この事故では、原子力機構が事故直後、体から出てくる放射線を計測し、肺の内部の放射性物質の量を推計した結果、50代の男性作業員から2万2000ベクレルのプルトニウム239が、この男性を含む4人の作業員からは8・5~220ベクレルのアメリシウム241が検出されたと発表した。
核能機構於事故發生當下,透過檢測從體表輻射出的輻射像值來推算肺部中可能含有的輻射性物質含量,當時發表的結果為五十多歲的男性作業員帶有2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽239,包含該名作業員等四名作業員共檢測出8.5~220貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鋂241。

 しかし原子力機構によると、この測定は体の表面の除染が不十分なまま行われ、体に付着した放射性物質から出る放射線を検出していた可能性があるという。一方、放医研は入念に除染をした後に肺を測定している。
但是根據核能機構,當時的測定是在體表的除輻射汙染作業還不完全的時候所進行的,有可能測到的是附著在體表的輻射性物質所釋放出的輻射線;另一方面,放射線醫學綜合研究所以防萬一,也在除輻射汙染作業完成後,再一次進行肺部的檢測。

 5人のうち3人は鼻の穴から放射性物質が検出されており、内部被ばくの恐れは依然として残るが、同機構は9日の記者会見で「最初のような大きな値の内部被ばくはないのではないか」と話した。
五名作業員當中有三人於鼻孔測出輻射性物質,仍舊有「內部輻射」的可能性,但九號的記者會中核能機構表示:「有可能不會和最初預估的數值那麼大」

 放医研は今後、肺の再測定や排せつ物に含まれる放射性物質の調査などを基に、被ばく量を精査する。
放射線醫學綜合研究所今後也會以肺部檢測或排泄物中輻射性物質含量等檢測為依據,精確推算出實際上所承受的輻射線量值。

 原子力機構は同日、作業をしていた室内の床に多くの黒い粒子が飛び散っていることも明らかにした。黒い粒子は放射性物質である可能性が高いという。【酒造唯、鈴木理之】
核能機構於同一日,發表了當時進行作業的分析室內,有很多非黑色的粒子逸散在環境之中,這些黑色粒子很久可能就是輻射性物質。

《読売新聞》ポリ容器が劣化、ガス発生し破裂か…被曝事故

6/11(日) 11:09配信
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 茨城県大洗(おおあらい)町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで起きた被曝(ひばく)事故で、原子力機構は、核燃料物質を入れていたポリエチレン製容器の耐久性を検証する方針を決めた。
茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構大洗研究開發中心的事故中,核能機構決定要來驗證裝有核燃料物質的聚乙烯製容器的耐久性。

 ポリエチレンが劣化してガスが発生、破裂につながった可能性があるという。核燃料物質の長期保管には不向きとの指摘もあり、事故との関連を調べる。
如果聚乙烯材質(會因為耐久性不佳導致)劣化,就可能因為氣體的產生使之破裂,也有人指責(這種材質)無法承受長時間存放核燃料物質,目前朝這個方向與事故之間的關聯性進行調查。

 6日の事故で飛散したプルトニウムなどは、茶筒のような形のポリエチレン容器に入っていた。これを二重のビニール袋に包んだうえでステンレス製容器に密閉、1991年から26年間、一度も開けていなかった。
六號的事故中飛散的鈽等物質,置入於茶葉罐造型的聚乙烯製容器,再以兩層的乙烯基塑膠袋封好後,以不銹鋼製容器密封,自1991年起共26年間不曾被開啟過。

 今回、男性職員がステンレス容器のふたを開けたところ、ビニール袋が膨張して破裂、粉末が飛び散った。原子力機構の関係者は、「ポリエチレンが劣化して、粉末がビニール袋内に漏れ出ていた可能性がある」との見方を示す。
這次,男性職員在打開不銹鋼容器的蓋子時,乙烯基塑膠袋膨脹後破裂,粉末飛散而出。核能機構的相關人士表示:「有可能是因為聚乙烯劣化之後,使得(聚乙烯罐)中的粉末跑到乙烯基袋中」


 2016.06.12 updated 

《Houdoukyu》被ばく事故 現場の写真公開

6/10(土) 15:00配信
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被ばく事故 現場の写真公開

現場の写真が公開された。
目前事故現場的照片已公開。
写真の中央に置かれている黄色の缶が、放射性物質が入っている容器。
照片中間放置著黃色的罐子,就是內有輻射性物質的容器。
茨城・大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で6日、容器の中のビニールバッグが破裂し、作業員5人が被ばくした。
位於茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構的附屬機構於六號,容器中的乙烯基塑膠袋破裂,使得五名作業員被輻射線照射到。
その設備の前には、黒い粒子が床に落ちていて、飛散した放射性物質の可能性があるという。
在這個裝置的前面,有很多黑色粒子落於地面上,有可能就是當時飛散在環境中的輻射性物質。
周辺の床面から、1平方cmあたり、最大55ベクレルの放射性物質が検出されていて、全体的に飛び散っているとみられている。
在周圍的地面,有處約1平方公分的位置,檢測出最大55貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的輻射性物質,可見得當時這些物質在整個室內飛散著。
また、室内の放射性物質が外部へ漏れないように、ビニールのテントが作られていた。
另外,為了不讓室內的輻射性物質跑到室外,已經在外面搭建了乙烯基製的帳篷。
機構は、室内を除染したのち、容器の内部を確認するなど、事故の原因を調べる予定。
該機構表示,除了會進行室內的除染(除去輻射汙染)、確認容器內部狀況,也會調查事故發生的原因。
また、50代の職員の肺から、2万2,000ベクレルの放射性物質が検出されたと発表したが、体の表面の汚染が影響し、数値が大きくなった可能性があるとして、詳細な検査を行っている。
另外,五十多歲的職員於肺中檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的輻射性物質,但該數值在量測的過程有可能受到體表的汙染,檢測到附著於體表的輻射性物質,而使得數值有大於實際值,還需要進行更詳細的檢查。


 2017.06.13 updated 

《読売新聞》プルトニウム不検出、当初検査は体外分測定か

6/12(月) 18:11配信
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プルトニウム不検出、当初検査は体外分測定か
(写真:読売新聞)

 茨城県大洗(おおあらい)町の日本原子力研究開発機構で起きた被曝(ひばく)事故で、放射線医学総合研究所による作業員の肺の再検査では、プルトニウムが検出されない状態が複数回、続いていることが関係者への取材で分かった。
發生於茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構的輻射事件,根據相關人士的證實,放射線醫學綜合研究所再度進行作業員肺部檢查的結果,並沒有檢測出鈽,而且多次反覆地檢測的結果都一樣。

 原子力機構の最初の検査の際に除染が不十分で、体外に付着したプルトニウムも測定してしまい、内部被曝の評価が過大になった可能性が強まっている。
核能機構最初的檢查時,因為除(輻射汙)染作業還不完全,有可能檢測出附著與體外的鈽,而使得推算出的「內部被曝」程度有灌水的可能。

 原子力機構は事故当日の6日、現場にいた5人のうち50歳代の男性職員の肺から2万2000ベクレルのプルトニウムを検出、今後50年間の被曝線量が12シーベルトに達する恐れがあると7日に発表した。しかし、入院先の放医研の7日以降の複数回の再検査では、原子力機構と同じ測定方法にもかかわらず、いずれも検出限界値を下回っているという。
核能機構於事故發生當日的六號,現場的五名作業員其中一名五十多歲的男性職員的肺部中,檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽,七號發表了今後的五十年內有可能被照射到12西弗(Sv)的估計值。但是,七號之後被送往的放射線醫學綜合研究所醫院與核能機構相同的測定方式多次測量的結果,都比原先的數值還要低。

 2017.06.14 updated 

《毎日新聞》<茨城被ばく>13年前にも袋膨張 作業員へ注意喚起怠る?

6/13(火) 22:50配信 毎日新聞
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 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質入りのビニール袋が破裂して作業員5人が被ばくした事故で、原子力機構は13日、2004年に機構内の別の施設でもビニール袋の膨張を確認していたことを明らかにした。破裂の危険性を把握しながら、作業員への注意喚起などを怠っていた可能性がある。
發生於日本核能研究開發機構的大洗研究開發中心(茨城縣大洗町),因為放有輻射性物質的乙烯基袋破裂,使得五名作業員被輻射線照射到的事故,核能機構於十三號發表了2004年同機構的其他設施當中,也曾確認過乙烯基袋膨脹的狀況。於此一來,核能機構就有掌握了可能會破裂的危險,卻沒有向作業員提醒的過失。

 原子力機構によると、核燃料サイクル工学研究所(同県東海村)のプルトニウム第1開発室で04年4月、放射性物質入りの金属容器を二重に密封したビニール袋が膨らんでいるのを確認。内部の有機物が放射線で分解されてガスがたまった可能性が高く、破裂の恐れがあるため別の箱に入れ直した。
根據核能機構,核燃料循環工學研究所(茨城縣東海村)的鈽第一開發室就於2004年4月確認過,將放有輻射性物質的金屬容器內部的雙層密封的乙烯基袋有膨脹的情況。很有可能是因為內部的有機物因輻射分解產生的氣體,為了怕破裂而移至其他的箱子內。

 原子力機構は原子力規制庁から放射性物質の適正管理を求められたことを受け、今年1月にこの経緯を組織内に通知したとしているが、作業手順への反映や注意喚起などはしなかったという。6日の事故後の記者会見で原子力機構の担当者は「破裂は想定外」と説明していた。
核能規制廳向核能機構提出輻射性物質適切管理的要求,今年一月核能機構已向內部組織通報整起事件的經緯,卻沒有反映在作業流程上或提醒有可能發生的問題,事故發生後六號的記者會上,核能機構的負責人說明:「會破裂是在預想之外」

 一方、原子力機構は事故の状況について、作業員からの聞き取り内容を公表。
另一方面,關於核能機構對於事故的狀況,來自作業員調查內容已對外公告。

 容器のボルトを全て外したところ「腹部に風圧を感じ、全員が破裂音を聞いた。容器からモヤモヤした内部からの(放射性物質の)漏えいが認められた」などと話したという。【鈴木理之、岡田英】
容器的釘子全部拿下之後,作業員表示:「腹部能夠感受到一股風壓,所有人都有聽到破裂聲。(輻射性物質)從容器內部像蒸氣一樣徐徐地洩漏出來」之類的話都有收錄在其中。

《朝日新聞デジタル》原子力機構の被曝事故、作業員から別の放射性物質を検出

2017年6月12日21時37分
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 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、5人が搬送された放射線医学総合研究所(千葉市)は12日、これまでに3~4回の検査をした結果、5人の肺からプルトニウムは検出できなかったと発表した。ただ、別の放射性物質「アメリシウム」が検出された人がいるとして、1カ月ほどかけて内部被曝の状況を調べていくことを明らかにした。
茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構大洗研究開發中心的五名作業員的輻射事故中,五名作業員目前被送往的放射線醫學綜合研究所(千葉市)於十二號發表了,到目前為止已經反覆進行3~4次的檢查結果,五名作業員的肺部都沒有檢測出鈽。只是,當中也有人檢測出了其他的輻射性物質「鋂」,將在一個月後左右進行「內部被曝」詳細情況的調查。

 放医研によると、5人は事故後、放射性物質の排出を促す薬での治療を受け、現在も入院中。この間の肺の検査で、5人はプルトニウムを吸い込んでいなかったか、吸い込んでいたとしても検出できないほど少量だったとの結果が出た。
根據放射醫學綜合研究所,五名作業員於事故發生後接受了促進代謝輻射性物質的投藥治療,目前仍住院中。在這期間的肺部檢查結果,五名作業員可能真的沒有吸入鈽,或者說吸入的量過少而無法被檢測出。

 アメリシウムは検出しやすく、プルトニウムより少量でも存在を確認できる。放医研が所属する量子科学技術研究開発機構の明石真言執行役は「プルトニウムによる汚染の可能性もあるだろう。だが症状が出るような健康影響があるとは思えない」と説明した。アメリシウムが検出された人数や数値は「個人情報のため答えられない」とした。
鋂很容易被檢測出,即使比鈽的含量還少也能檢測的出(註解:分析儀器檢測不同的物質,對於不同物質的敏感度不同。亦即,該儀器對於鋂和鈽的敏感程度不同,少量的鋂即可被檢出,但等量的鈽卻無法被檢測出的意思。)隸屬於放射醫學綜合研究所‧量子科學技術開發機構的明石真言執行役表示:「還是有被鈽污染的可能性,但並不認為會到對健康有影響、產生症狀的程度」。至於檢測出鋂的人數與數值,則表示「為了保護個人資料,不能回答」

 放医研によると、事故翌日の7日に5人が搬送された時、4人の体の表面に汚染が確認された。原子力機構内の施設で除染を受けていたが、体の表面の放射性物質を取り切れていなかったという。原子力機構は事故当日の検査結果として、50代の男性の肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたと説明していた。明石執行役は原子力機構が当初発表した数値について、「皮膚に付着した放射性物質も測っていたのだろう。過小評価であれば問題だが、過大評価は問題ない」との見解を示した。
根據放射醫學綜合研究所,事故發生的隔天七號,五名作業員送至放射醫學綜合研究所時,有四名作業員的身體表面上還帶有輻射汙染。也就是說,雖然在核能機構的設施內接受除染作業,卻沒有完全除去體表上的輻射性物質。根據核能機構在事故當日的檢查結果,有一名五十多歲的男性在肺部檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽。明石執行役對於核能機構當初發表的數值,提出了「會不會是測到了附著於皮膚的輻射性物質?如果是過小評估的話就是個問題,像這樣過大評估的話就沒有問題」的看法。

《產經新聞》【原発最前線】衝撃的被曝で「ずさん」続々 核物質26年放置 除染不十分 汚染室内に3時間…

2017.6.12 17:00
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核燃料物質を包んだ内部の袋が破裂し、作業員が被曝した金属製貯蔵容器(原子力機構提供)核燃料物質を包んだ内部の袋が破裂し、作業員が被曝した金属製貯蔵容器(原子力機構提供)

 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被曝(ひばく)事故で、数々の「ずさん」が露呈している。当初発表された「2万2000ベクレルの体内被曝」という衝撃的な数値は、体表面の放射性物質も検出していた可能性があり、信用性が消失。事故想定の甘さから、作業員を退出させる準備に手間取ったことも分かった。高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉などに続き、機構への信頼が揺らぐ事態が続いている。(社会部編集委員 鵜野光博)
發生於日本核能研究開發機構「大洗研究開發中心」(茨城縣大洗町)的事故,坦露出數個「杜撰」的消息。當初發表了「2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的體內被曝」令人衝擊的數值,卻有可能測到附著於體表的輻射性物質,信用全失。因為原先沒想到會發生事故,連該如何讓作業員退出的準備也不足。在快滋生反應爐(breeder)「文殊」的廢爐後,持續地發生對於核能機構在信用上難以令人信賴的問題。

「シュー」空気が漏れる音 「咻-」空氣洩漏的聲音

6月6日午前11時15分ごろ、同センター燃料研究棟の108号室で事故は起きた。
6月6號上午11點15分左右,同中心的燃料研究棟108室發生了事故。

 20~50代の作業員5人が取り組んだのは、核燃料物質が収納された貯蔵容器の点検。直径10センチ程度の茶筒のような形だ。機構が原子力規制委員会と文部科学省に行った説明を総合すると、蓋を閉じていた6本のボルトのうち、4本を取り外すと、「シュー」という空気が漏れるような音がして、蓋が少し持ち上がった。作業員はここで放射性物質の飛散を懸念し、周辺の一部を拭き取って調べたが、問題はなかったという。さらに残り2本のボルトを蓋を抑えながら取り外したところ、容器の中で核燃料物質を包んでいた2重のビニール袋が破裂。ボルトを外した50代の作業員は「おなかに風圧を感じた」という。
20~50多歲的作業員五人一組,進行存放核燃料物質貯藏容器的點檢,是一個直徑十公分左右的茶筒形的容器。核能機構在與核能規制委員會向文部科學省的說明綜合來看,蓋子上的六根釘子,在取下當中的四根時,伴隨著「咻-」的一聲像漏氣的聲音,蓋子微微地抬起。作業員怕會有輻射性物質飛散的危險,先將周圍一部分擦拭過,確認沒有問題之後,再將蓋子稍微壓住將剩下了兩根釘子取下。在這同時,容器裡將核燃料物質包覆住的雙層乙烯基袋破裂,將釘子取下的五十多歲作業員說:「在腹部可以感受到一股風的壓力」。

 機構が9日夜に公表した現場の写真には、部屋の中に点々と落ちている黒い物質が写っており、容器から飛び出したプルトニウムかウランの酸化物の可能性があるという。部屋は広範囲に汚染され、「フード」と呼ばれる貯蔵容器を開封した設備の近くでは、法令上の立ち入り制限値の約14倍となる1平方センチ当たり最大55ベクレルが検出された。
該機構於九號晚間發表的現場照片中,有拍攝到在房間裡點狀散落的黑色物質,有可能是從容器中飛散而出的鈽的酸化物。房間裡大範圍空間被輻射線汙染,在靠近打開儲藏容器的設備--「hood」(通風櫥)--的附近,測得一平方公分有最大55貝克(Bq,每秒衰變的原子數),相當於法令上規定禁止進入標準的十四倍左右。

ルーズな放射性物質管理 輻射性物質管理不足


 そもそも、点検は何のために行われたのか。
那……這次的點檢是為了什麼目的呢?

 規制委は昨年11~12月の保安検査で、機構を含む10施設で核燃料物質を入れた容器がフードなど貯蔵施設以外に置かれていることを確認し、今年2月、改善を指示した。10施設のうち、最大35年以上に及ぶ長期間の放置が確認されたのは、同センターなど機構の施設だけだった。
規制委員會去年11~12月的保安檢查中,包含這次的大洗研究開發中心等十個日本核能研究開發機構旗下的設施,發現了裝有核燃料物質的容器被放置在像是「hood」通風櫥等儲藏設施以外的地方,在今年2月命令其改善。10個設施當中,最長有超過35年以上長時間放置裝有核燃料物質的容器的只有該研究中心等機構的設施而已。

 規制委によると、改善指示後、同センターでは貯蔵施設外に置かれた核燃料物質が新たに見つかった。燃料研究棟にはすでに上限の80個の貯蔵容器がある。機構は貯蔵施設のスペースを空けるため、2月から80個の容器の中身の確認を始めた。これが点検の目的だ。すでに31個の点検を終え、より雑多な核物質が入っている容器を今回初めて開封したところ、事故に至ったという。
根據核能規制委員會,在下達改善指示之後,於該研究中心又發現了放置於儲藏設施以外的核燃料物質,燃料研究棟內已經有上限的80個儲藏容器。核能機構為了要清出一些空間,從2月起開始進行80個的容器內部檢查,是這次的點檢的目的。到目前為止已經檢查了31個容器,接下來的是裝有多種物質混和在一起的容器,這次是這類型容器首次的開封,便發生了事故。

 袋が破裂した容器は平成3年に封印され、以来26年間、開封されていなかった。中身について機構は「どういう物がどういう形態で入っていたのか、古いので特定できていない」としている。
袋子破裂的容器自平成3年封印,歷經26年都不曾開封。關於容器內部,核能機構表示:「內部到底含有怎麼樣的物質、呈現怎麼樣的狀態,因為已經很舊了(已經過了好一段時間)並不固定」。

汚染された部屋に3時間とどまる 在受汙染的房間裡等待了三小時


 作業員は同11時37分、自分たちの手足が放射性物質で汚染されていることを確認。報告を受けた機構は正午、現地対策本部を設置した。その後、部屋から5人の退出が始まったのは午後2時半だった。作業員は放射性物質で汚染された部屋に3時間以上、とどまっていたことになる。
作業員在當天11點37分通報自己的四肢受到輻射性物質的汙染,接獲消息的核能機構於正午設置了「現地對策本部」。在那之後,五名作業員離開那間房間已經是下午兩點半了,也就是說作業員在受輻射性物質汙染的房間內待了至少三個小時以上。

 なぜ、これだけ時間がかかったのか。
為什麼要花上這些時間呢?

 汚染された可能性がある部屋から作業員らを退出させる場合、汚染が外に持ち出されることを防ぐために、通称「グリーンハウス」と呼ばれる退出用設備を部屋の出入り口に設ける必要がある。機構によると、グリーンハウスの設置が開始されたのは、汚染が確認されてから約1時間40分後の午後1時15分だった。「ハウス用の部材を集めるのに時間がかかった。今回のような汚染が生じるという前提で装備はしていなかった」というのが機構側の言い分だ。
如果要讓作業員們離開有可能受到汙染的房間,為了避免將汙染帶出,必須在該房間門口設置被稱為「green house」(溫室)的裝置。根據核能機構,開始架設「green house」(溫室)是在確認了房間內部受到汙染的一小時40分後的下午1點15分,對此核能機構表示:「收集溫室所需材料花了不少時間,並沒有事先準備好發生這次這樣的汙染為前提的裝備」。

 この3時間、5人が部屋のどのあたりにいたのかも「把握していない」としている。
核能機構還表示,這三個小時,五名作業員在房間內是怎麼樣的狀況「無法掌握」。

除染不十分のまま体内被曝検査か 在除染作業不完全的狀態進行體內被曝檢查


 9日夜の会見で、機構の西川信一安全・核セキュリティ統括部次長は「放射線医学総合研究所での1回目の肺検査で、プルトニウムは5人とも検出されていない」と明らかにした。これにより、7日に機構が発表した「50代男性の肺から2万2000ベクレルのプルトニウム239を検出」、それを基にした「被曝総量は36万ベクレル」という推計が宙に浮き、「将来、健康被害が出る恐れが否定できない」という見解も根拠が失われた。
九號晚上的記者會上,核能機構的西川信一核安全統括部次長表示:「放射線醫學綜合研究所的第一次肺部檢查,五人並沒有檢測出鈽」。相較於此,核能機構七號發表的「五十多歲的男性在肺部檢測出2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的鈽239」,基於此數據推測出「照射到的輻射線總量為36萬貝克(Bq,每秒衰變的原子數)」有過大推算的嫌疑,與「不能否定在將來會不會產生健康上的危害」的見解也變得毫無根據。

 機構は事故当日の6日午後6時52分、「全員の除染が完了」とし、5人は別の施設に移動。そこで50代作業員から2万2000ベクレルが検出された。ところが、7日に5人を受け入れた放医研は「4人に体表面汚染が確認された」と公表。機構の除染が不十分だった可能性が高く、機構が十分な除染をせずに作業員を施設外に出してしまったことも明らかになった。
核能機構於事故發生當天的六號下午6點52分表示「完成全體的除染作業」,將五人送往其他設施,在這個時候檢測出五十多歲的作業員帶有2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的輻射線量。但是,七號接收五名作業員的放射線醫療綜合研究所發表了「確認有四人體表面上帶有輻射汙染」,有可能是核能機構的除染作業不夠確實,但得以確認的是,核能機構將除染不完全的作業員帶離開園區。

 ただ、5人のうち3人は機構の鼻腔内検査で最大24ベクレルのアルファ線が検出されており、内部被曝の恐れは依然残っている。放医研によるプルトニウム以外の核種の検出についても、機構は「把握していない」としている。内部被曝については、放医研が排泄(はいせつ)物の検査なども含めて慎重に評価を行っている。
只是,五人當中有三人在核能機構的鼻腔內檢查中測得最大24貝克(Bq,每秒衰變的原子數)的alpha 射線,依舊有可能有「內部被曝」的危險。根據放射醫學綜合研究所,關於檢測出鈽以外的核子種類,核能機構也說「不能把握(這項事實的可能性)」。關於「內部被曝」,放射醫學綜合研究所會根據排泄物等的檢查慎重地進行評估。

「プルトニウムに慣れすぎている」 「這是因為對於鈽太放心了」


 機構の児玉敏雄理事長は8日、職員に対し、核燃料物質を扱う類似の全作業を停止するよう指示。「機構の存続にも影響を及ぼす重大な、深刻な事態」と認識し、「放射性物質を取り扱う自覚と緊張感を持つこと」などを求めた。
核能機構的兒玉敏雄理事長在八號,對著職員指示了要將操作核燃料物質類似的所有作業即刻停止,認為「這關於核能機構在未來的存續,是很重大、很嚴重的情況」,並要求「進行輻射性物質的相關作業要有自覺與警覺心」。

 「結局、プルトニウムに慣れすぎているのではないか」。規制委の田中俊一委員長は、7日の定例会見で苦言を呈した。「もんじゅ」をめぐって「出力運転を安全に行う資質がない」と機構に見切りを付ける勧告を文部科学相に行った規制委の内部には、今回の事故についても「また機構か」という空気が漂う。
「結局,大家是不是對鈽太放心了?」核能規制委員會的田中俊一委員長與七號的例行記者會上苦口婆心的說著。回想「文殊」已經讓核能機構被懷疑「沒有能夠安全進行運轉的資質」,還陪同核能機構向文部科學省呈報的核能規制委員會內部,對於這次的事件瀰漫著「又是核能機構」的氛圍。

 機構は19日までに規制委に対し、今回の事故の状況と処置を報告することが法令で義務づけられている。袋はなぜ破裂したのか。今回の貯蔵容器と同種のものとされる容器は、同センター内にあと20個あるという。その点検をどうするのか。汚染された108号室への対処は、そして5人を今後どのように遇するのか。さらなる失点は許されない状況にある。
核能機構到19為止,都有向核能規制委員會報告這次的事故發生狀況與處置措施的法定義務。為什麼袋子會破掉?和這次的儲藏容器同款的容器,大洗研究開發中心內還有20個,接下來的點檢該如何進行?針對這次受到汙染的108號室的對策,以及這五人接下來的境遇會怎麼樣?是不許再疏失、犯錯的情況。

 ■日本原子力研究開発機構=日本で唯一の原子力に関する総合的研究開発機関。平成17年、旧日本原子力研究所と旧核燃料サイクル開発機構が統合し、独立行政法人として発足。27年、国立研究開発法人に改組。高速増殖原型炉「もんじゅ」、高速実験炉「常陽」、高温工学試験研究炉(HTTR)、試験研究用等原子炉施設(JRR-3)などの施設を保有している。
■日本核能研究開發機構=日本唯一的核能相關綜合型研究開發機構,平成17年將舊日本核能研究所與舊核燃料循環開發機構整併之後,以獨立行政法人的形式發跡,平成27年改制成國立研究開發法人。擁有快滋生反應爐(breeder)「文殊」、高速實驗爐「常陽」、高溫工學試驗研究爐(HTTR)、實驗研究用等原子爐設施(JRR-3)等的設施。


 2017.06.15 updated 

《NHK》被ばく事故 作業員5人が退院

6月13日 17時20分  內有影片
Retrieved from http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170613/k10011016391000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001

茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で作業員が被ばくした事故で、入院していた5人の作業員は、予定していた治療が終わったなどとして、13日に退院しました。
位於茨城縣大洗町的日本核能研究開發機構發生的作業員輻射汙染事故,因此住院的五名作業員,由於排定的療程已經完成,十三號已經出院了。

今月6日、茨城県にある日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」の施設で、プルトニウムなどを含む放射性物質の粉末が飛び散った事故では、作業員5人が千葉市にある放射線医学総合研究所で治療を受けてきました。
這個月六號,位於茨城縣的日本核能研究開發機構「大洗研究開發中心」的設施中,發生了含有鈽等的輻射性物質粉末飛散事故,五名作業員已送至千葉市的放射線醫學綜合研究所進行治療。

放射線医学総合研究所では、予定していた治療が終了し、5人に容体の変化がないことなど総合的に判断し、13日、5人全員が退院したことを明らかにしました。
根據放射線醫學綜合研究所,由於排定的療程已經完成,五人的外表上並沒有出現變化等綜合判斷之後,十三號決定使五人得以出院。

この事故では、原子力機構が、1人の肺からプルトニウム239が2万2000ベクレル計測されたと当初、発表したものの、搬送された放射線医学総合研究所で行われたその後の検査では、作業員5人の肺からプルトニウムは検出されず、原子力機構は12日、プルトニウムの量を過大に評価した可能性があると説明していました。
關於這個事故,核能機構最初對外發表了有一名作業員的肺部檢測出鈽239共2萬2000千貝克(Bq,每秒衰變的原子數),但轉送至放射線醫學綜合研究所後,五名作業員皆未在肺部檢測出鈽。對此,核能機構十二號對外說明有可能過度推算了鈽的含量。

5人の作業員は、今後、放射線医学総合研究所に通院して尿などに含まれる放射性物質の量の計測や健康状態のチェックを受けるということです。
五名作業員,今後仍需要定期回到放射線醫學綜合研究所進行尿液等輻射性物質劑量的量測與接受健康檢查。


《NHK》被ばく事故 作業員の被ばく状況が明らかに

6月13日 22時19分
Retrieved from http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170613/k10011016711000.html

茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で作業員が被ばくした事故で、原子力機構は13日夜、退院した5人の作業員から聞き取った事故当時の詳しい状況を明らかにしました。
發生於茨城縣大洗町日本核能研究開發機構的作業員輻射事故,核能機構於十三號晚上聽取已經出院的五名作業員說明事故當時詳細的情況。

この事故で、5人の作業員は千葉市にある放射線医学総合研究所に入院していましたが、予定していた治療が終わったことなどから、13日退院しました。
這個事故使得五名作業員送往位於千葉市的放射線醫學綜合研究所,由於已經完成預定的療程,十三號已經出院了。

原子力機構では、事故の発生前後の状況について聞き取りを行ったということです。それによりますと、今月6日の事故当時、50代の男性職員が放射性物質の入った金属製の容器を開けようと、ふたを固定していた6本のボルトのうち残り2本を緩めた際に、「シュ」という音がしたものの、この時点で周囲の汚染は確認されなかったとして作業を続けました。
核能機構表示,為了要了解事故發生當下的狀況而前去訪問這幾名作業員。據此,這個月六號發生事故的當下,五十多歲的男性職員在打開裝有輻射性物質的金屬製容器時,用來固定蓋子的六根釘子還剩下兩根還沒鬆開的同時,聽到了「咻」的一聲,在當下確認過周邊沒有發生汙染的狀況後,決定作業繼續進行。

しかし、2本のボルトを外すと同時に容器の内部にあった樹脂製の袋が破裂し、容器の中から「モヤモヤと」した何らかの物質が漏れてきたということです。5人は重大な事故が起きたと判断し、室内の電話で外部に事故の状況を連絡し、汚染の拡大を防ぐために部屋に内側から鍵をかけ、別の出入口も外側から目張りをするよう求めたということです。
但是,準備將剩下兩根釘子鬆開的同時,容器內部樹脂製的袋子破裂,從容器內部「徐徐地」好像有什麼物質洩漏了出來。五名作業員當下判斷發生了重大事故,從室內撥打電話和外面聯繫狀況,為了防止汙染的擴大,從房間內將門反鎖,並要求其他的出入口也要從外側將封口封住。

50代の男性職員は「室内で待機している間は不安よりも、除染の設備が作られるのを冷静に待っていた。重大な事故を起こしたことに責任を感じる」と話していたということです。原子力機構は、今後も5人から聞き取りを行い、事故の詳しい状況を調べることにしています。
五十多歲的男性作業員似乎說了:「與其說是在室內等待的過程很不安,反而是很冷靜地在等待除染設備的架設,感受到一股發生了重大事故的責任感」,核能機構表示,為了要查明事故詳細的狀況,今後也會持續詢問五人的說法。


連載終。

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